2009年11月17日
哀しい山」

西武鉄道秩父線横瀬駅に降り立つと、異様な山が見えてくる。
奥武蔵、秩父の盟主武甲山である。その北面は石灰岩採掘
のため失われ、観るも無残な姿となっている。
武甲山の名はヤマトタケルが、この山に登って頂上付近の岩屋
に甲を奉納したところから来ているといわれている。
本来、里人にとって山の自然は人知を超えた物として、恐れられ
崇拝されてきた。そこから山岳信仰が生まれ、癒しを求める登山
も派生してきた。このズタズタにされた山には、神聖とか癒しとか
は求めようもないのであるまいか?
今日はこの哀しい山に登る事した。

御嶽神社の鳥居が表参道の登山口である

武甲山は全山桧または杉の植林で覆われ、民有地であることを示している。

ここは頂上ではなく、1304メートルの最高地点です。人がいたので撮ってもらいました。

最高地点からから見る秩父市内です。直下は採掘現場で、重機やダンプがうごめいてみえます。

下りは裏参道の浦山口に向かいます。雰囲気がよい山道ですが発破からの避難所です。

影森駅から見た武甲山、相当広範囲で採掘が行われているわかります。

山頂からそのまま秩父市内まで歩いて、有名な「こいけ」に行きました。

蕎麦は良く茹でてあり、香り、甘みもありもちもちした食感で、おかわりをしてしまいました。
