蕎麦みわ

2013年03月26日

驚きの八ヶ岳

冬山に行きたい、行きたいと思ってはいたが、せいぜい一泊二日では
厳冬期は無理なので、春山に行く事にした。当初は、白毛門を予定し
ていたが、天気が悪そうなので、八ヶ岳の一番南の山、編笠山に変更
した。ウン十年前に、厳冬期の阿弥陀岳南陵から、赤岳、横岳、硫黄岳
を縦走した事はあるが、編笠山、権現岳は未踏の領域であった。
編笠山はネット等で調べると、適度に冬山を楽しめそうである。
通常の登山口は、観音平からであるが、観音平に行く道は4月11日迄は
通行止めというこで、富士見G.Cからの登山口から入山した。


とりあえず周りを見渡しても、雪は無く、隣のスキー場にあるコースに人工雪が有るだけだ。

赤松まじり(この辺りは松茸が出る私有地もあり「立ち入り禁止」のテープもある)の
緩い昇りが続く、しかしいっこうに雪は見えない。標高2000mあたりからボチボチ雪が
現れるが、残雪という感じである

登山道は急登になって来た。それと同時に残雪(というより氷)の斜面が氷瀑のように続く、
アイゼンを装着アイスクライミングの要領で登ってみるが、ストックは氷にはじき返され
かなり厳しい。よく見ると左側にジグザクの道がきってある。至る所にテープが有る。
おそらく今年の冬だけつかっているのかもしれない。ようやく雪が増えて、道は掘れた雪道
になって来た。雪はしまっており、時折、踏み抜き等も見かけるおそらく相当前のものだろう。
樹林のなかの急登は続く、そろそろバテが始まる頃、空が大きくなってきた。
これを抜ければ、頂上は近いだろうと期待は高まる。

樹林帯を抜けると、そこはハイマツと岩陵の世界であった。一気に疲れが出てくる。
仕方なしにのろのろと登り始めるがアイゼンを付けた足では甚だしく歩きにくい。
アイゼンを脱ぎ登り始めるが、アイゼンの跡は頂上迄続いていた。皆さんご苦労様
ですと思ってしまいました。

頂上に付きました。なんじゃこりゃ。これが3月の八ヶ岳?右から盟主 赤岳、権現、
阿弥陀、横岳、硫黄とピカピカと雪で輝くその姿を期待して来た私はがっくり。
今年の雪雲は八ヶ岳を素通りしたらしい。残念としか言いようが無い。

西岳に至っては殆ど雪が観られない有様だ。お茶を一杯飲んでチョコを1個
口に放り込み下山に取りかかる。アイスバーンの下りが心配だったが、アイ
ゼンの爪を全部効かせるようして降りればなんと言う事も無かった。


登る時には気がつかなかったが、かなり下った所に岩小屋がありました。万が一の場合には
雨露をしのげそうです。帰り道の中央高速で周りの山を見渡しましたが、鋸、甲斐駒、等には
少し観られますが、奥秩父、御坂、大菩薩と行ったあたりの山は黒々としていて雪は観あたり
ませんでした。今年は小雪で急激に暖かくなったために雪消えが早かったのかもしれません。


 
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