蕎麦みわ

2013年05月20日

旅そば 札幌編

猛烈な忙しさに翻弄されたゴールデンウィークがやっと
終わりました。今日7日からは機上の人となって札幌に
参ります。なぜ札幌なのかと言われても特に理由などは
ありません。強いて言えば、安いツアーをみつけたから
ぐらいでしょうか。北海道には既に何度も行っています。
その全てはフェリーで登山です。札幌には用が無く、広大
な自然のなかをひたすら車を走らせていた記憶が懐かしい
です。

「札幌で美味しいものを食べる」というのが今回の旅
のテーマです。鮨、海鮮、ラーメン、そばがターゲット
です。まずは鮨を食べようと言う事で、「鮨の魚政」
に羽田から予約を入れますが、札幌に着く頃にはネタ
切れになると断られました。この店は中央市場直結で
朝早くからやっているで有名なので致し方ありません。
仕方なく、札幌駅ビルにある大丸の「すし善」に変更
です。札幌に向かう電車のなかではやくも、知り合いの
H氏から電話がかかります。H氏は以前うちの店で見習い
として働いていた事も有り、今回の札幌行きの案内を
お願いしました。H氏との待ち合わせ時間のあいまに
「すし善」へ、握り寿司を頼むが、とくに印象に残らず、
なにかネタが疲れている様な印象をもちました。

H氏の車でつれて来て頂いた市内藻岩山、藻岩山山頂から
観た札幌市内と暑寒別岳、大雪山方面の展望です。
周りには雪が残り、樹々の芽吹きも無い山頂ですが、
眺望は素晴らしく、まず私が生きている間にはこんな景色
を見る事は無いでしょう。この眺望はさらに十勝、日高
の山並みへと続いて知床を除けば全道の山が見えているようです。

ここへくるまえに宮の森にある「相生坊」というそば屋
さんに伺って来ました。店は閑静な高級住宅街の一角に
あり初めて来る人には相当分かりづらい場所に有る。
そばは切りむらがすこしあるが、味と香りがあって
美味しいです。一緒に食べた出汁巻玉子はとても柔らかく、
なかなかの出来でした。

その夜はH氏とともにすすきのにある海鮮居酒屋に
繰り出しました。
イカの踊り食いで有名な「海鮮家はこだて」です。
いか、うに、かに、ほっけ等、何れも鮮度の良い
魚貝を堪能出来ました。さらに帰り道にはH氏の
案内で同じすすき野の札幌ラーメン「けやき」に
行きました。このラーメンがまた美味い。
麺は中太で縮れておらず、スープはコクが有るの
にあっさりとして、味噌味なのに、味噌を強調せず、
良きハーモニーを醸し出しておりました。
その夜はホテルに帰って、久しぶりに早くか
ら寝てしまいました。

札幌031.png

「真々庵 樽そば」という店です。
最近、札幌で評判の店らしいです。
この店にはH氏の案内で昨日来ましたが、
定休日の代休ということで、空振りとなり
今日再挑戦です。店は札幌から2駅目の
八軒から、歩いて7〜8分の所に有ります。

これは「吟醸そば」というそばで。かなり
の粗碾きで、香りや味は感じますが、
なにせ蕎麦が短いですし、水切れも良くない
です。

札幌0151.png

塩て食べてくれというのか岩塩が供され
ます。店は江戸蕎麦にこだわりが有るらしく
、江戸前の甚句が張り出され、蕎麦は
切りべら23本とか、もっとさわやかな北海道
らしい蕎麦を求めて来た私には少々うるさく
感じられました。


続いて訪れたが、札幌から一駅目の桑園にある
「手打ち蕎麦 こはし」です。この店は札幌
では唯一のミシュラン一ツ☆の店であり、H氏が
働く店であります。

札幌02101.MOV

見て下さい。この一糸乱れぬ正確な蕎麦切り
。端切れも僅か2個だけというすばらしさです
おそらく十割そばでしょう。
私には到底及ばない職人技です。汁もきりっと
しておいしいです。難を言えば、やや味が薄い
ということでしょうか。これは北早生
のなせるわざと言えるでしょう。

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札幌081.png

店内はゆったりとした造りで落ち着いて
食事ができます。下の写真は、鳥が楊枝
を取り出してくれる珍しい楊枝入れです。
帰り際には奥様のご好意で厨房を見せて
頂きました。
コンパクトで機能的に出来ています
。蕎麦をしめるのに氷
を使っていないのはさすが札幌だとおもいました。

駆け足で回った札幌美味いもの巡り
の旅でしたが、それなりに
満足出来ました。まだまだ行ってみたい店は
たくさん有ります。
案内して頂いたH氏、小橋さんには感謝
しております。
今度は雨竜の暑寒別岳と帯広の「びばいろ」かな。

 
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